走ることは祝宴だった話【感想・青島太平洋マラソン2017】

左膝が痛い。かばって歩くので今じゃ右膝も痛くなってきました。

2017年12月10日、宮崎市であった「第31回青島太平洋マラソン」10キロの部にエントリー、無事完走しました。

中学生の時、市主催の大会に(部活動の一環で)参加したことはあったけど、市民マラソン大会に参加したのは初めて。数日前走った際、左膝を痛めたので当日は大股走りを控え、スピードも超遅め。1キロ経たないうちから膝が疼き始めたのだけど、ごまかしごまかし、途中3ヶ所ある給水所では完全に止まってドリンクをごくごく飲み、日向夏やミカン、バナナをしっかり食べるというタイム無視のランでした。

先頭の人は本当にすごいスピードで走って行ったけど、中には早い段階で歩いている人もいたわけで参加者は様々でしたね。そんな中、最後まで同じペースで走ったのは自分でもよくやったと思います。スピードは早歩き並みだと思うけど。

で、自分のようなスローランナーでも沿道の高校生ボランティアや一般の観客は声援をくれるわけです。

写真を撮る余裕もあったりしてw

そこで気付いたのは「声援」が走る側の気持ちをアゲるってこと。ただ走っているだけなのに自分が何かの主役になったかのような気分になる。非日常のお祭り空間の中にいるような気がしてくるわけです。

「東京マラソン」など市民マラソン大会はあちこちで開かれていて、大勢の人が走っている。また「青島太平洋マラソン」も当初のルートは海沿いのバイパス道を走るものだったのを市街地を走るルートに変えたら参加者が増えたとも聞いた。ただ走るだけでなく、声援を受ける「祝祭空間」も必要なのです。

今回プレイリストを作って音楽を聴きながら走ったのですが、練習時に聞いたときは「テンションが上がりすぎてむしろ邪魔」と思っていたのに本番では超気持ちいい。非日常な空間にぴったりでした。

ゴール後の今は膝が痛むとはいえ、自分の走るペースがちょうどよかったのもあったからか、ゴールに着くときには「あぁもう終わるのか」と残念な気持ちにさえなる始末。この祝祭空間を長く味わうには長く走るしかない。10キロ以上走るしかない。そうなると次は…?いやいやまず膝の痛みを解消しなくてはねー。

「走ることは祝宴だった話【感想・青島太平洋マラソン2017】」への1件のフィードバック

  1. お疲れ様です、凄いと思いますよ・・・感動をありがとうございます。
    知人&友人が沢山、トライしていたので、仕事しながら、PCで観戦応援していました。凄い時代になりましたね・・・本当に、夫婦でトライ、素晴しいですね…21日お疲れ様でした会ですね・・・愛する奥様にも宜しくお伝下さいね~~足腰、痛いでしょうが、ご自愛下さい~~

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