自分の「好き」が大事な話【感想「青島デザインの学校 Vol.1」】

宮崎市青島・青島神社儀式殿能楽堂であったイベント「青島デザインの学校」に参加してきました。

青島に能楽堂があったなんて。
青島に能楽堂があったなんて。

第1回はプロの映像クリエイターを招いての「イメージをカタチにする、映像とデザインのチカラ」。動画を切り口に青島の魅力を再発見しようという催しでした。

ミュージックビデオの監督や劇場映画の編集を担当している大関泰幸氏が自作のミュージックビデオ撮影の裏話を紹介、ワークショップでは「青島を『ロケハン』するなら」というテーマで青島を紹介する写真を各自撮影、講師陣が講評する内容でした。

ワークショップで提出したのは駅前の階段と青島神社近くの波状岩(鬼の洗濯岩)。「波状岩の形に目が行ってしまうかも…」というコメントを頂戴しました。うーん、気づかないうちに奇をてらったショットになっていたようです。相手があっての写真ですからね。

ところで印象に残ったのはオープニングセッションとして話をされた、ウェブディレクター・安藤直紀氏のトーク。自身のパンクミュージック好きから転じたさまざまな活動ーZine製作から海外アーティストの招聘までーを紹介しつつ、こんな事を言われたのです。

「みんなが0.1%ずつ余計に頑張ると大きな動きになる」

先週紹介した本のことを思い出して、自分の中で何かがつながりました。自分の好きなことを少しでもやってみる。やってみることで当事者になる。すると仲間が増える(場合もある)。人間いつまでも挑戦、前進ですよ。

最後に安藤氏のトークで上映されたビデオとおなじものに基づいた、TEDでのスピーチ「社会運動はどうやって起こすか(デレク・シヴァース)」を紹介するのであります。リーダーとフォロワーの関係を端的に紹介するスピーチです。




振り返ると、写真を撮るのも「青島のここが好き」を再確認する機会になってたかも。

自分の好きなものは何か、もう一度自分を見つめ直してみようと思ったイベントでした。