コストと情熱でできている話【感想・Zine It! Vol.6(参加編)】

11月1日に第6回目があった手作り雑誌イベント「Zine It!」。6回目になる今回、初めてZineの作り手としても参加しました。

自宅用プリンターが「使える」のも発見でした

作るにあたっては「Done is better than Perfect」(完璧を期すより終わらせろ)を信条に、とにかく雑誌としてカタチにするのを目標にしておりました。QRコードを使ってネタを拡張させるのは当初からのアイデアでしたが…

Macで原稿を作り、印刷は自宅のインクジェットプリンターで。そこで考えさせられたのはコスト。A4用紙5枚を両面印刷し、二つ折りしてA5版20ページ(表紙、裏表紙含む)に挑戦したのですが、想像以上にインクが必要な事が分かり、「いくら趣味で作るとはいえそんなに金はかけられん!」と、予定していた冊数を減らすことにした次第。

最初から最後まで自分で作ることで、普段の仕事では考える機会の少なかったコストという概念について、改めて考えさせられました。狭い世界で社会人やってきてたな実際…!

面白いZineが今回も豊富!
面白いZineが今回も豊富!

で当日、会場に並んだ他のZineを見たら、まぁ自作の見劣りすることよ(ーー;)

自作に足りなかったのは「自分はコレがスキ!」「コレが面白いの!」というパッションかな。自分自身が買ったZine、会場で売り切れてたZineは、そんな作り手の熱量が感じられる内容だった気がします。

また各Zineの製本や装丁、包装などにも改めて目が向きました。読んでるだけではわからなかった、各人の工夫が目に飛び込んできましたね。

そうは言いつつも、自作を来場者が手に取ってくれたり、写真を見て「猫が可愛い…」とつぶやいてくれてるだけで、心情的にはかなりのモトが取れました^_^買ってくれた方もいらっしゃったようで、本当にありがとうございました。スタッフの方々お疲れ様でした!

儲けなんて最初から考えてなかったけど、自分で作って売るという行為は、ブログやSNSで自分の考えを表明するような行為とはまた別の緊張感、面白みがあるもんだと知りました。自分が買ったZineの感想はまた改めて…!