こだわりをさらけ出したくなった話【Zineと本のおはなし】

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ちょっと日が経ってしまいましたが、宮崎市の喫茶店「Quantum」であったトークイベント「Zineと本のおはなし」に行ってきたのでその感想を。

会場は約30人くらい集まり、雨だったけどかなりの熱気。手作り雑誌「Zine」の販売イベント「Zine It!」を主宰してきたゴトウさん、活版印刷をしている「はなうた活版堂」の脇川さん、古書店「キママブックス」を営むクドウさんの三人がZineについて語るというイベント。ゴトウさんが持ってきたZineを会場で回し読みしながら、Zineの魅力を再確認するイベントでした。

印象に残ったのは「全員に好かれようとせず、自分の好きなモノにこだわれば、10人くらい好きな人はいる」というゴトウさんの言葉。デザインに無関係な人がつくったZineのほうが面白い、本っぽくなるとつまらない、ってのもポイントだったかも。 脇川さんの店に都城の主婦が市内を紹介する自作のZineを持ち込んできたというスゴイ話も聞けました。

スピーカー3人がデザインや印刷のプロってことで雑誌のデザインだけでなく紙質にも気を配っていたのも興味深かった。自分で一から作るんだから、紙からこだわれることもできるんだよなぁ。

その一方で「セブンイレブンのネットプリントでもZineは作れる」というヒントももらえ、何だかますますZineに興味が出てきたのでした。

次回「Zine It!」は12月だそうですよ。